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GIGAZINEの上司と部下の間にある溝

前回、GIGAZINEが抱えるブログ運営の問題点では、何故赤字経営状態で10人もの従業員を雇っているのかについて考えました。引き続きこの件についてみていきます。

会社としては、「記事を充実させたい」→「ブログPV向上」→「広告収入アップ」

を期待しているのでしょうが、

従業員の立場としては、「給与少ない」→「精神的余裕なし」→「満足いく記事書けない」

という状況が垣間見えます。

当然、従業員が「満足いく記事書けない」状況は、会社の「記事を充実させたい」という期待を木っ端微塵に打ち砕く結果となり、編集長と部下の間に溝を作る結果となっているように思います。

引き続き、GIGAZINEが抱えるブログ運営の問題点を考えていきます。
今回の編集長の記事について、従業員たちはこころよく思っていないでしょう。もちろん今回の記事がGIGAZINEによるでっかい釣り針でないと仮定してですが。

【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します(GIGAZINE)

つまり、GIGAZINEで働きたかったわけではなく、どこでも金さえもらえれば良かった、そういう人材を私は雇ってしまったのです。これが大きな間違いでした。


これはどうなんでしょうか?本当にはじめからGIGAZINEで働きたいと意欲がなかったのでしょうか?


ところで、以下のような記事が早くも舞い込んでまいりました。

【求人募集】GIGAZINEで働きたいネットワークエンジニア・Webプログラマー・Webデザイナーを募集します(GIGAZINE)

編集長の山崎です。先日から開始した記者・編集の募集について、これまでの過去の募集を大きく上回る前例のない数の求人が来ており、激励する文章も想像を絶するぐらい多く送られてきており、非常にありがたい限りです。ああいう考え方は自立心の強い人か経営者レベルでないと理解できないのではないかと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。本当に、本当にありがとうございます。



「ああいう考え方」とはどういう考え方か?については後で確認しますが、重要なのは「過去の募集を大きく上回る前例のない数の求人が来ており」という部分です。

イギリス・ガーディアン紙の「世界で最も影響力のある50のブログ」に選ばれたり、アメリカの週刊誌「タイム」の「ブログトップ25」に選ばれたりする(Wikipedia)ブログの記事を担当することに魅力を感じる人は多いのです。

そんなGIGAZINEに応募してきた人が、本当に「どこでも金さえもらえれば良かった」程度の人だったんでしょうか?



まずは「従業員を擁護する立場」で考えます。

GIGAZINEは超が付く有名ブログですから、その会社に応募してくる人は当然GIGAZINEの魅力にひかれて来たと考えるのが自然です。それは、GIGAZINEという大手で記事を書ける満足感だったりGIGAZINEの将来性に期待したりと理由は様々だったはずです。

現に、2006年度4月には月間PV(ページビュー)312万だったのが、2010年6月には月間PV 6963万と大成長です。というか成長しすぎです。

2006年度4月分のGIGAZINEのアクセス解析結果(GIGAZINE)
2010年度6月分のGIGAZINEのアクセス解析結果(GIGAZINE)

この成長性を見越してGIGAZINEへの就職を決めたのだとすると、大した先見の明です

少なくとも、私にはこんな大成長想像もできません。ただおそらくは、その先見の明をもった元正社員がいたとしても、この期に及んでまだ赤字続きであることは見通すことはできなかったでしょう。

もう辞めてしまった元社員たちが、会社の成長つまりブログのアクセスの増加という自分たちの成果に対し、何の報いも与えられていないのだとすると、会社に失望するのは仕方ないことではないでしょうか?


「はてな」に以下のような投稿がありました。本当か嘘か分かりませんが、部下の立場からするとこんな気分なのかと思わされる内容になっています。(ネタ記事の可能性濃厚・・・)

はてな匿名ダイアリー



次に「編集長を擁護する立場」で考えてみましょう。

最初から「正社員」として雇ってしまったため、そのことがどのような意味を持っているのか、バイトや契約社員とは違う責任があるのだという意味を理解してもらうことができていませんでした。


実際に社会に出てみると、正規雇用か否かに関わらず、自分の責任を果たさない人のなんと多いことでしょう。「おい、冨樫!漫画描け!」じゃないんですが、仕事を途中で放り出すケースが後を絶ちません。私の例で、不自然な時期に仕事の話があったので、何故なのか理由を聞いたら「担当が立て続けに3人辞めたから」なんてことがありました。

プライベートの時間に勉強して自分の能力を上げようと考えることはなくなり、業務時間内にありとあらゆる仕事に関することをやろうとするものの、多忙なのでそのための時間がなく、ちっとも進歩しないという悪循環が発生してしまいました。


基本的に仕事時間とはアウトプットの時間であり、新たなことを学ぶためのインプットのための時間はプライベートな時間を費やさねばなりません。大企業や余裕のある会社だと、仕事時間内に学びながら・・・といったことや、定期的に研修を行ってくれたりすることもありますが、中小・零細では望むべくもありません。

求められるのは、既に十分な知識を有する実力者なのです。既にある知識を使って業務に挑まねばなりません。今後のための新しい知識は、プライベート時間で学ぶことが求められます。

しかし、「正社員であるから簡単には辞めさせられない」と高を括った人達が、その努力を放棄することがあります。「家族との時間」や「趣味の時間」はそれはそれで大切なものです。ただし、プロである以上、その貴重な時間の中に「学ぶための時間」を確保する必要があるのです。1日1時間でも十分でしょう。しかし、それは困難です。理由は面倒だからです。

仕事が趣味を兼ねている人は幸いです。黙っていても、勝手に新たな知識を吸収していくでしょう。「好きこそものの上手なれ」とはまさにコレです。しかし、そうでない場合は努力が必要となります。実際に、学生時代に勉強が好きだった人はそう多くはないでしょう。あの感覚です。もっとも、好きなことでも仕事にした瞬間に嫌悪の対象に化けることもありますが・・・。

GIGAZINEの記事の質が低下しているという指摘も多数いただくようになり、それらを補うために「量から質は生まれる」ということで人をどんどん雇って記事の量を増やし、質を上げようとしてきましたが、



何故赤字経営状態で10人もの従業員を雇っているのか?に対する答えがまさにここに!

このような状況では、記事の質が劣化していくのは無理からぬことです。私自身はGIGAZINEの記事は、興味のあるものをたまに確認する程度ですので、本当に質が落ちているのかは分からないのですが、多くの指摘がある・・・ということは本当に落ちているのでしょう。



不十分ではありますが、両者の立場から私なりに考えてみました。

問題の一つは、当ブログでも度々問題にしているモチベーションの問題だと考えられます。自発的な労働や学習のためには高いモチベーションが必要です。社会人にとって高いモチベーションを維持する条件は、会社・上司から自分が高く評価されている実感、目に見える形では昇進したり給与が上がったりなどになります。

会社が成長しても、自分たちの給与が連動して上昇しないのであれば、どうして高いモチベーションを維持できましょうか?はじめはヤル気まんまんで入社したフレッシュマンも、時間経過と共にその思いは朽ちていくことでしょう。

一方で、給与を増やしたからといって、社員がそれに比例して頑張るとは限らないケースもあります。


ただし、GIGAZINEのケースではブログへのアクセス数の観点からは大きな成長を果たしているのですから、その成果は社員に還元されてしかるべきです。しかし、いまだに赤字という悲劇的状況をみますに、社員には還元されていないでしょう。


今後はあるのでしょうか?黒字化のビジョンは?

これまで辞めていった社員は、本当に望んで辞めていったのでしょうか?
辞めざるを得ない状況に追い詰められた・・・という可能性は無いのでしょうか?


まだ終わらないので、一旦区切ります。
続き:GIGAZINE編集長のいうプロフェッショナルとは?
[ 2010/08/04 ] 未分類 |

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