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GIGAZINEが抱えるブログ運営の問題点

8月2日のGIGAZINEの求人の記事が話題を呼んでいます。

記事の内容が、編集長による内部事情の暴露的なものになっているためですが、そもそも月間PV(ページビュー)も7000万近くある大手サイトの裏話となると、これは感心を持たずにはいられません。

【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します(GIGAZINE)

記事によると、いまだにGIGAZINEは赤字続きだそうですが、月間PV7000万近くもあって「そりゃ一体どういうことだ」という点も含めて、大手ブログの運営の難しさについて考えてみたいと思います。
まず、GIGAZINEの直近のアクセス解析の結果をみてみましょう。

2010年度6月分のGIGAZINEのアクセス解析結果(GIGAZINE)

2010年6月のページビュー:6963万(先月比655万増)
ユニークユーザー数:2112万(先月比194万増)
転送量:20964GB(先月比1768GB減)


本当にすごいの一言です。PV(ページビュー)は7000万近く、UU(ユニークユーザー)も2000万以上あります。普通はこれほどのアクセスがあるブログはさぞ儲かってそうに思えるのですが、実際は赤字経営であると主張しています。

これが事実だとすると、「国内最大手でこれかい!」とブロガーとしてガッカリ感があるのですが、収入がある程度あり赤字・・・であるケースではそもそも戦略的に赤字にしている場合が考えられますので、鵜呑みにはできません。

では、GIGAZINEの利益構造うんぬんの前に、今回の記事のポイントを押さえておきましょう。

現在、GIGAZINEは10名近くで構成されていますが、この中で編集長を除いて、記者・編集を最初から志して加わった者はほぼ皆無です。


まず、GIGAZINEは個人事業で運営されているわけではありません。山崎恵人氏を代表取締役とする株式会社OSAが運営しています。この時点で、当ブログのような個人が運営する趣味ブログとは一線を画しています。

従業員数10名であるならば、ギリギリ零細企業・・・中小企業に片足突っ込んだかな?くらいの企業規模ですが、ブログの運営サイトとしてはかなり規模がでかいです。普通は1人も雇えません。

記事によると、初期のブログメンバーは編集長以外みんな止めてしまった旨が記されています。今回のこの記事のヒートポイントは、おそらく編集長とそれ以外の社員の意見のずれにあるのではないかと思います。で、その根幹は、何故か金がないという部分にあるように感じられるのです。


まず、一つ目の疑問。そもそも何故金が無いのに人を雇うのか?について確認しましょう。

多彩な視点を持った人材を雇うことによって、多様な視点の記事ができることを期待してのものでした。


つまるところ、記事を充実させたいというのが人を雇う理由です。記事が充実すれば読者も集まり、それに連動して広告収入もアップするでしょうから理に適っています。しかし、GIGAZINEのアクセス解析の履歴を見ると、PVは継続的に伸びているにも関わらず、一向に赤字が解消されません。

PVの増加に連動する変動費の代表はサーバー維持費になると考えられますが、以下のサイトに「Amazon EC2」および「さくらのレンタルサーバー」でGIGAZINEを運用した場合にかかるであろう費用の見積もりがあります。

Amazon EC2が本当に安いのか計算してみた(GIGAZINEの場合)(President blog)


2008年3月時点でのGIGAZINEのアクセス解析の結果を元にした分析となっています。

2008年3月のページビュー:3521万(先月比667万増)
ユニークユーザー数:1149万(先月比228万増)
転送量:5139GB(先月比637GB増)



その場合、Amazon EC2利用で、1ドル90円のレートで計算するとおよそ月に248790円
さくらレンタルサーバー利用で、169300円と試算されています。


ただし、2010年度6月分では「転送量:20964GB」と2008年3月時点と比較すると4倍になっていますので、サーバー維持費もそれに比例した費用がかかると仮定すると、Amazon EC2の場合で月額100万ほどサーバー維持費がかかることになります。

しかし、GIGAZINEの広告収入は100万など遥かに上回るはずですので、サーバー維持費が赤字経営の決定的な理由とは考えにくいところです。

とすると、もし戦略的に赤字経営にしているのでないならば、人件費が経営を圧迫していると考えるのが妥当であろうと思います。

自分の好きなことや趣味をコアとして記事にすることを拒絶したり、編集長やデスクからの業務命令を拒否したり、挙げ句の果てには赤字を垂れ流しているにもかかわらず「もっと金を寄越せ」というようなことを言い始める編集部員が出るに至り、これを機にGIGAZINE内の刷新を図ることを決意しました。



一見すると、無能社員が我がまま言ってる・・・とも取れますし編集長は事実そう言っているのですが、従業員の立場から考えると、安い給料でこき使われている状態で、能力を発揮したくても出来ない状態にあるとも言えます。

「お金が無い」状況は精神的余裕をなくします。精神的余裕の無い状態では、本来の能力の半分すら出せないこともあるでしょう。実際に従業員にいくらの給与が支払われているか分かりませんので、編集長の暴言なのか従業員の我がままなのかは判断しかねるのですが、記事の空気から察するに十分な給与が支払われているようには思えません。


話が長くなりましたので、ここで一旦区切ります。
続き:GIGAZINEの上司と部下の間にある溝
[ 2010/08/04 ] 未分類 |

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