WordPressでドメインを変更する必要が発生した場合の方法を解説します。
具体的に、
コアサーバー(CORESERVER)
でpcinfo.orgで管理しているサイトを、blog.pcinfo.orgのサブドメインに移行するという例でお話します。
例と言いますか、実際に移行した時に最初トラブったのですが、問題が解決してみると簡単な話だったという経験談です。また同じことをする必要に迫られたときに再びトラブルのは嫌ですので、自分のためにも忘備録として記しておきます。
サブドメインの設定そのものは既に完了していることを前提にお話します。
これは契約サーバーごとに異なりますので、契約先のヘルプなりFAQなりをご参照ください。
■旧アドレス「pcinfo.org」 → 新アドレス「blog.pcinfo.org」への変更の場合
まず最初に旧アドレスからWordPress管理画面に入って、
アドレス変更の設定を行います。
これを行わずに、WordPress本体の移動を先に行ってしまうと悲劇が起こります。新アドレスからWordPress管理画面にログインできなくなってしまうのです。そのため真っ先にアドレス変更の旨をWordPressに通知する必要があるのです。
元アドレス(pcinfo.org)のwordpress管理画面より 「設定」→「一般設定」
WordPress のアドレス (URL) http://pcinfo.org/wordpress
サイトのアドレス (URL) http://pcinfo.org
以下のように変更↓
WordPress のアドレス (URL) http://blog.pcinfo.org/wordpress
サイトのアドレス (URL) http://blog.pcinfo.org
変更を確定すると404エラーが出ると思いますが、ちゃんと変更されているから心配無用です。むしろ旧アドレスから新アドレスへの変更設定が上手くいった証拠。
これで下準備は完了です。いよいよWordPress本体を移動します。
コアサーバー
の場合ですと、設定されたアドレス毎に専用のディレクトリ(フォルダ)が用意されています。
http://pcinfo.org ディレクトリ/public_html/pcinfo.org
http://blog.pcinfo.org ディレクトリ/public_html/blog.pcinfo.org
ドメイン名がそのままディレクトリ名となっています。
そして、「pcinfo.orgディレクトリ」にWordpressの各種ファイルが既に入っていて、「blog.pcinfo.orgディレクトリ」は現在カラという状態です。blog.pcinfo.orgディレクトリにWordpressを再アップロードしてよいのですが、面倒なので
ディレクトリ名のリネームで済ませることにします。
FFFTPなどのFTPクライアントソフトより、契約サーバーの/public_html/にアクセスして、
以下のようにディレクトリ名をリネームします。
pcinfo.org → temp.pcinfo.org 一旦適当な名前に変えて
blog.pcinfo.org → pcinfo.org
temp.pcinfo.org → blog.pcinfo.org 完了!
以上で移行完了です。データベース側は特にいじる必要はありません。