Google Analytics用のWordPressプラグインでは「Ultimate Google Analytics」が多くのサイトで紹介されていますし、利用者も多いのではないかと思います。私もこれまで利用していました。
ただ、「Ultimate Google Analytics」は長く更新が止まっていまして、アナリティクスの最近の標準コードである非同期トラッキングコードに対応していません。
そこで非同期トラッキングコードに対応しており、なおかつ世界的に利用者も多いWordPressプラグイン「Google Analyticator」を紹介します。
検索は「Google Analyticator」でもいいんですが、普通に「Google Analytics」で検索しても一番に表示されるくらい利用者の多いプラグインです。
インストールを終えたら「有効化」しましょう。WordPress 3.0以降でマルチサイト機能を利用している場合は「プラグインを有効化」の方ではなく「ネットワークで有効化」の方をクリックしましょう。
すると左サイドメニューに「Google Analytics」の項目が追加されます。
「Google Analyticator」の設定項目は大きく「Basic Settings」と「Advanced Settings」に分かれていますが最低限設定すべき箇所は2つです。
① 「Google Analytics logging is:」のDisabled(無効)をEnabled(有効)に変えましょう。
② 「Google Analytics UID:」にウェブ プロパティID(UA番号)を入力しましょう。ウェブ プロパティIDとは、Googleアナリティクスの管理画面で表示されるUAから始まる識別子のことです。
以上の設定が終わりましたら、画面を一番下までスクロールし「Save Changes」ボタンをクリックして終了です。お疲れ様でした。
なお真ん中の設定項目の「Authenticate with Google:」についてですが、「Click here to login to Google, thus authenticating Google Analyticator with your Analytics account.」と書かれた部分がリンクになっていますね。
実はGoogle Analyticatorには統計ウィジェットの機能があって、これを利用したい場合Googleの認証が必要になります。
統計ウィジェットの機能の設定自体は「Advanced Settings」項目の「Include widgets:」のところでデフォルトで「Enable(有効)」になっていますので、Google認証さえすれば利用可能になります。
WordPress上からAnalyticsのデータが見たい場合などは、このウィジェットを利用すればAnalyticsのサマリー(基本的な統計データ)がダッシュボードから見ることができるようになります。
「必要ない」という場合は、この項目は無視して結構です。